七つの顔 1946

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あるレヴュー劇場の花形歌手清川みどりが出演中楽屋から出火した。新紙紙上に「歌姫誘拐される」「ダイヤの首飾をめぐる怪事件」の記事が大々的に報道され、社会の耳目をしん動した。この事件の捜査に長谷川警部と、ダイヤの首飾りの貸主金田金平は、もと鬼刑事でならした本堂応助を伴って来訪し、また私立探偵多羅尾伴内の登場となって、事件は波乱を生む。本堂は犯罪の知能性から、これは昭和十六年以来消息を絶った日本ルパン藤村大造の所業だと断定するが、伴内はこの事件の解決には三日もあれば充分だと豪語する。知事公選の背後に黒幕の介在を知った伴内は激しい公憤に燃え立った。新聞にはまたしても「子爵夫人失踪」の記事と美枝子の写真が掲載された。これを見た伴内はみどりを訪れ、さしもの難事件の真犯人も明日一斉検挙されると予言する。やがて複雑多岐な事件は出没自在の伴内の手によって、その謎が一つ一つ解きほぐされていった。



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